第1回説明会&クリニックレポート  開いた耳と表現力、ずらしと重心の横移動

飛び入りでのクリニックも大きな収穫に

昨日は遅くまでお疲れ様でした。たくさんの方がご出席くださり嬉しかったです。また、ミニ・クリニック的に子供達と交わる機会まで頂戴したこと、心より感謝申し上げます。私たちにとって全てが楽しく充実した時間となりました。

初めての説明会でしたが、コーチ2人が口下手ながら精一杯、ボブキャッツを通じて目指すもの、私たちの夢と子供たちにかける希望を伝えさせていただきました。HPには書きにくかったこと(?)も色々お話ししましたね。

選手たちや保護者の方々には、まだまだお知りになりたいことやご要望がたくさんおありだと存じます。Eメールやホームページ経由で、あるいは今後の活動時に直接、いつでもお声がけください。


公立小中学校の体育館の貸出が再開したことで、8月以降のスケジュールが固まって参りました。体験会を30日・1日・2日に開催、その後は毎週木曜日・日曜日ならびに隔週土曜日にレッスンをおこないます。他の曜日の平日夜の不定期開催もあります。

詳しい日時や会場に関しては、昨日の説明会の参加者には連絡メールでお伝えしますが、他に興味ある方はお問い合わせください。ざっくりですが、木曜日は17〜21時、日曜日は13〜21時、土曜日は18〜21時ないし13〜21時で、2部制となる場合があります。

まずは体験会でフルバージョンのレッスンを受けてみてください!色々なドリルが実戦スキルとどうつながっているのかを学び、普段の練習がますます面白くなることでしょう。子供達には正しい努力を続ければ飛躍的に競技力を高めていけるという自信を深めて欲しいです。


【ミニ・クリニック】

前回7月2日の体験会と同じく、子供たちの常に開いた耳とまっすぐな表現力が印象に残ったクリニックでした。普段の生活や練習において、学ぶ際の心構えとディシプリン(規律)がすでに身についているんだなと感じました。

低学年の子たちは甘く設定した条件なんて無視して、上級生と同じスキルに挑戦してくれました!上級生は細かい部分を意識できていて、プレーの精度も高く、積み上げてきたものの正しさを証明しています。高い山は裾野が広い。バスケで言うとどんな意味でしょう?

中学生は体幹がしっかりしており、脚力を活かして色々なムーブをこなせていました。全ての運動は重心移動です。身体が大きくなる分だけ重心は高くなりますが、必要に応じて重心を下げたり重心を速く操作したりする感覚を磨いていきましょう。


具体的なスキルとしては、スキップ系のずらしと切り返しのバリエーション、インサイドアウト(スタブ)系のずらしとリズムの使い分けを全員で練習しました。シンプルながら実戦で大きな効果をもつムーブばかりです。

目先の課題は、ボールハンドリングの柔軟性と重心の大きな横移動をマスターすることだと考えています。前者は単に強くつくドリブルから進化して、力を抜きながら押さえたり手の中でボールを遊ばせるドリブル、後者は動きの中の開脚ステップからの切り返しやシェイクなどです。

保護者コーチの皆さんは暑い体育館で子供達のために終始動いてくださいました。ディフェンス役は簡単ではなく、上手くポジション取りしながら追いかけて上手く抜かせてあげるのは集中力と根気が要る仕事です。改めてこの場をお借りして御礼申し上げます。


横浜ボブキャッツ・コーチ 磯田和彦 堀野正人

以上