【フィギュアエイトとファイブアウト】 第6回レッスンレポート + ワンハンドショットの練習バリエーションなど

2020年9月10日夜

スキル紹介が終わり、子供たちの特性が判ってきたことで、毎回のメニュー作成のPDCAサイクルが固まってきました。メニュー構成に関しても、新しいスキルを整理するパターンから本人たちの強みや課題に沿って成長機会を提供するパターンに変わってきました。

10月からは毎週木土日のレッスンとなるので、3回でワンセットのメニュー創りをしていこうと考えています。レッスンプラン→レビュー→レポート→詳説というホームページ・LINE・Facebookへのコメント掲載のサイクルも簡素化していきます。


今回のレッスンは小学生4人でしたので、個々を観察しながらきめ細かくアドバイスできました。1人だけの参加であれば個人レッスンの時間にしますので、目一杯充実してお得ですから来たもん勝ちです!

さて、動きづくりを軸にすえる中で最近気づいたことがあります。それは子供たちの所属チームのスタイルの影響です。今のメンバーたちは積極ディフェンスからボールを前に飛ばす速攻が持ち味で、ディフェンスフットワークとオフェンスの縦のスピードが優位となります。

それに比べるとですが、オフェンスのストップと横の切り返しが物足りない印象です。後者はストップジャンプショットやドリブルの開脚チェンジを通じて修正しており手応えを感じています。課題はレイアップ時に上方にブワッと跳ぶランニングジャンプです。


ワンハンド・ジャンプショットは、ボール保持の位置→ボール挙上のタイミング→ツーモーション時の脱力が鍵になります。ハイポストでのミートショットで確認しながら意欲的に身につけつつあり、すでに決定力はなかなかです!

ハイポストのミートショットは、ジャブからのショット、ロッカーモーションやショットフェイクからのドライブに発展させていくことで、フェイスドライブの練習も兼ねることができます。ミートもシャローカットからとフラッシュからの2種類で応用が利くお気に入りのメニューです。


チームスキルの練習は小学生4人に私が加わり、磯田コーチから直々にフィギュアエイトの手ほどきを受けることができて感無量でした!ディフェンスに入ってみないとその凄さは判りませんが、オフェンスに混じって初めてタイミングの難しさを知りました。

特に「つなぎ」の難しさを痛感しましたが、これはパスしたら動くことの習慣化が必要であることの現れでもあります。この点はファイブアウトのセットオフェンスでも感じるところです。

今回のファイブアウトの練習では、ウォークスルーで色々なケースを紹介しました。ボールマンのプレー選択によって周りはどう動きどんなチャンスが生じるのか。やらねばならないことをみんなが比較的理解できていたのは嬉しい発見でした。

以上