【初の個人レッスン】 10月第3週のレッスンレポート + 大会に臨んで、レイアップを磨き抜く

2020年10月15日〜18日

10月第3週の3回のレッスンはそれぞれが変則的な内容となりました。

(1) 大会を控える小学生たちのために、木曜日は新しいスキルやコンセプトは導入せず、課題として残っていたポイントを集中的にレッスンしました。ターンオーバーの減少とシュート決定力の改善が狙いでした。

その日のレッスンで良かった点は、コンタクトプレーへの抵抗がなくなりむしろ楽しめるようになってきたこと、3拍子のフェイクが習慣化され始めたことです。

反省点は、スキルの細部にこだわり過ぎて子供たちが集中し難かったこと、そのために焦点がボケてしまい、課題(パスの弱さ・遅さ、スタンスの狭さ)を修正する上で効果的なドリルにできなかったことです。


(2) 土曜日の夜は2年生女子1名のみの参加でしたので、個人レッスンに切り替えました。詳しい内容は別のブログ記事にまとめました (リンクは https://bobcats-yokohama.com/blog/105777.html ;初めてプレー動画をYouTubeにアップしました!)。

今まで少人数レッスンはありましたが、個人レッスンは初めてでした。指導者の実力が最も問われる最高の舞台だという意識をもって、普段感じていた強味や課題を綿密にフォローしつつドリルを次々にこなしてもらいました。

コーチとして指導力を磨くべく不断の努力を続けていくのは当然として、一番大切にしたいのは選手たちの「バスケットボールが好き、上手になりたい、勝ちたい、変わりたい」という姿勢です。その意味でこの日の個人レッスンでの選手の急成長は嬉しかったです。


(3) 日曜日は大会結果を振り返り、レイアップショットのバリエーション、プレッシャー下のパス、トランジションを見直す予定でしたが、子供たちが意欲的に挑戦してくれたレイアップショットに多くの時間を割きました。

今までのやり方の特徴を理解した上で、それを発展させる中で現代バスケの主要スキルを学びました。ステップやタイミング、ボールさばきを変えるだけで、ユーロ、ウィンドミル、ワンステップ、ダブルクラッチ、フローター、ブロード、ジェリーなどが簡単に表現できることを知ってほしいです (詳細な指導メソッドは別ブログにまとめます)。

今回は「する」のでは「なる」ための設定にこだわらず、理屈と説得で挑戦してもらいました。子供たちの実感ややる気に沿った流れにできたのは良かったと思います。90分近くレイアップだけに集中してくれた子供たちに感謝です。


とにもかくにも、大会に参加した皆さんは県大会への出場権獲得おめでとう!変わろうとする意欲+練習の積み重ねがMAXの成長を産み出します。新たな目標を定め、歩みをとめずに日々変化する自分を楽しんでいきましょう。

公式戦はやはり練習試合やチーム内のゲームとは違います。試合を振り返って「何を変えるべきなのか、どういう選手になりたいのか」を考えるきっかけになるといいですね。

今のボブキャッツには中1と5年生以下で構成されており、チームでみた場合の最上級生がいません。それでも試合に出る者としての当事者意識を持てるかどうか、今後それが大きな違いをもたらすでしょう。

以上

2020/10/21