【ハーフラインルールとエアボーンアタック】 1月第3週・第4週のレッスンレポート + 初心者の指導
2021年1月21日〜2021年1月31日、レッスン#52〜#561月第3週と第4週(第52回〜第56回)のレッスンレポートです。文中に出てくるハーフラインルールとエアボーンアタックに関しては、先日ブログに詳しくまとめました。
(1) 今月後半はハーフラインルールとエアボーンタイムを導入した時期でもあります。(リンクは https://bobcats-yokohama.com/blog/124150.html 、 https://bobcats-yokohama.com/blog/121860.html )
個人スキルの向上が中心のレッスンではありますが、スクリメージの中で効果的に使えることを大切にしているので、スクリメージ自体の質や強度も引き上げる必要があります。
そのために今回は小学校低学年から中学生までの全てのメンバーに、個人戦術としてハーフラインルールとエアボーンタイムを説明して実行してもらいました。競技レベルや経験値によってやれることは変わりますが、個人としても全体としてもバスケIQが大きく向上したと感じています。
(2) ハーフラインルールの効果
攻守の切り替えのタイミングが早くなるだけでなく切り替え時のスピードも速くなったことで、集中を欠かさず100%のダッシュをしないと勝てない状況が頻繁に生じるようになりました。運動強度が相当上がるのでスクリメージは2分刻みにしています。
全体的にパスがどんどん前に飛ぶようになった印象も強いですが、ディフェンスも簡単にやられないように頑張れるようになってきました。ドライブに転じるタイミングは逆に難しくなるので、積極性を失わないように注意したいです。
やはり「ボールマンが一番強い」ということです。コンタクト&パスレシーブ、フェイスドライブ&ドリブル、コンタクト&フィニッシュなどを引き続き磨きながら、ディフェンスも直線的に抜かれない賢い1対1を学んでいきます。
(3) エアボーンタイムの効果
オフェンスのエアボーンアタックの効果としては、ボールマンが前を観る意識が高まると同時に、オフボールマンがパスを受けに行くタイミングとコース取りが非常に良くなりました。パスチャンスを逃さなくなったことで、展開スピードやリズムも軽快になりました。
特にボール運びにおけるフラッシュによるつなぎ、ハーフコートオフェンスにおけるフラッシュ&バックドア/シザース/ハイポストドライブといった連携プレーが連続でできたりして、ゲームの質が一気に高まりました。
エアボーンディフェンスに関しては、フラットトライアングルやジャンプトゥザボールを通じたポジショニングを学び始めたばかりというところです。声によるコミュニケーションもまだまだやれることがたくさんありそうです。
(4) 12月位から初心者・初級者の入会が続いており、低学年のメンバーと合わせて基礎・基本に割く時間が増えてきました。しかし、中学生や上級生のメンバーは開校以来のレッスン目標である「ハイレベルな個人スキル」「質の高いゲーム」を追求し続けねばなりません。
色々な競技レベルに応じられる柔軟なメニュー、スクリメージにおけるメンバー分けやゲームテーマの設定に加え、来年度に向けてはレッスン日や会場あるいは時間帯を分けるといった工夫が必要になるかも知れません。
いずれにせよ常にプレーヤーファースト、子供たちが笑顔でプレーできることを最優先しながら、横浜ボブキャッツスクール&クラブチームを進化させていきたいと考えています。
以上