パスをもらう: Lカットを優先、Vカットは慎重に、 Iカットは危険



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今回の動画はウィングでパスをもらう単純なシーンを4つ。オリンピックを引き合いに出すまでもなく、上のレベルの試合では徹底的にディフェンスに邪魔されるエントリープレーであり、スクリーンを利用しないとパスが回せないほどです。

ミニバスで始めに習うであろうVカット。オフェンスはVカットをすればパスをもらえると決め込み、ディフェンスもVカットされたらパスは通ってしまうと諦めがちです。強いディフェンスはそこにつけこんできます。

私はパスをもらうためのカッティングに関し、DEFにコンタクトしてのLカットとサイドシールを優先しています。インターハイを観ても、例えばスローイン時はほとんどの場合サイドシールが利用されています。


(1) 動画の最初のプレーでは「ウィングのVカット⇨フラッシュポスト⇨縦足キャッチからターンショット」とスムースに流れています。ウィングがボールマンから離れる動き&戻ってパスを受ける動きが、綺麗なV字形になっています⭕️

(2) 2番目のプレーでは安易にI(アイ)カットしたために、DEFが付いて来てしまってパスをもらえず、すかさず指導が入っています。鬼ごっこ的なIカットは能力任せの選手にも多い現象で、強いDEFに対しては全く機能しません❌

(3) 3番目のプレーではLカットを意識できていて、DEFに対してコンタクトすることで見事なL字形がつくられています。その後も「ピック&ロール⇨キャッチ&ドライブ⇨2対1の合わせ」まで正しく状況判断できました💮

(4) 最後のプレーは「Lカット⇨キャッチ&ハンドオフ⇨ベースラインドライブ⇨合わせ」でしたが、詰めに失敗しました。逆サイドのローポスト付近の選手の動きが甘かったように思います。

ではどうすべきだったか?逆サイドの選手は時計回りのサークルムーブをしてインサイドでパスを受けるか、コーナーに開いて3Pを狙うのがベターだったかなと。こんな点も選手たちと話し合いながら、バスケIQを高めていきたいですね。

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以上