コーチから一言 ③ スペーシングの大誤解

オフェンスがお互いに離れて位置することではない!

🏀スペーシングはポジションよりもムーブ

スペーシングとは「オフェンスのときに5人が5・6mの距離を保ってポジションを取ること」と説明されることが多いです。

それはそれで正しいですが、私が小中学生に説明する際は「場所ではなく動き方」「5人の合わせ方」という切り口に変えて言います。

「スペーシング=空いたスペースの使い方」と考えることで、スペーシングを「合わせ」に発展させて強力な武器に仕立てられるからです。


🏀🏀スペーシングから合わせへ

先日動画をご紹介した「バックドアプレー」も、スペーシングと合わせに関する5人の共通理解から(セットプレーではなく)その場で生まれたものでした。

添付した4枚のコート図で、プレー展開に沿ったスペーシングの変化を読み取ってみてください。コート図の選手5人には背番号とポジションを付しました。

 リンク: https://www.instagram.com/p/Cot6xnNvWHC/ 

有効な(空いた)スペースが、制限区域⇨左サイド⇨リング近辺と移っていく中、ハイポスト⇨パス&ラン⇨スクリーン⇨バックドアを絡めながら得点しています。

中学以降であれば、⑤や⑧はコーナーに開いて3Pショットの準備をし、④はスクリーンからのダイブを狙うことになるのでしょう。


🏀🏀🏀スペーシングは動的なもの

このように5人の動きを追っていくと、それぞれの選手が得点に結びつくアクションを考えながら、ロジカルな判断をしていることが解ります。

そしてそれらの判断を支えているのが、「スペーシング=スペースがどういう順番で空いていくか、それを誰がどう使うか」というバスケIQ的発想なわけです。

オフェンスはスペーシングが全てであるとよく言われます。ドライブ主体のスタイルだとしても、スペーシングと合わせの理解と実践は不可欠だと私は考えています。


☆ 練習会、体験レッスン、U-15クラブチームなどに関するお問い合わせやお申し込みは、専用のLINE公式アカウント経由でお願いします。

以下のリンクから友だち追加していただくだけで完了です!
 横浜ボブキャッツLINE公式アカウント: https://lin.ee/3CHPibo

==========

横浜ボブキャッツバスケットボールクラブ (通称ボブ)
☆2020年8月、コロナ禍の最中にメンバー6人で開校
☆2022年3月時点でメンバーは70人に急増&成長中!
☆選手ファーストで必ず上達しバスケの楽しさを満喫

- バスケ塾(スクール)に加えクラブチームを2023年4月に創設します
- 全国レベルのファンダメンタルズで育成と勝利を両立させます
- 攻撃的ディフェンスからの超速トランジションが特徴です

https://www.instagram.com/bobcats_horino/
↑Instagramではプレー動画とコーチングフィロソフィを紹介