コーチから一言 ④ ルール変更とWチーム

ゾーンプレス的なトラップ&ローテーションも増えてきそう...

🏀 ルール変更を味方につける

FIBA/JBAの競技規則の変更に対して、U-12・U-15カテゴリーのコーチはもっと敏感であるべきだと思います。

ルールの不備をついてゾーンやゾーンプレス的なディフェンスを敷こうとするのは論外ですが、変更の内容を理解してスキルや戦術への影響を読むのは大切なことです。

もう一歩進んで、ルール変更をチャンスとして新たなスキルや戦術を編み出すことに楽しさを見出したいなとも思います。

🏀🏀 新しいM2Mルールの活用法

(1) 新ルールではいつでもどこでもボールマンへのトラップが許される。それが出発点になります。

ドリブルの多用とボールの持ち過ぎ、ドリブルへの依存といった近年の流れに対して、JBA風に言うと「代償を払わせる」ようなディフェンスを工夫したいです。

(2) 今回U-12においても「予測に基づくプレー」はルール違反とは見なさないとの文言が入りました。

同時に、トラップやヘルプの際にゾーンアクションはOKと明言されたので、ゾーンプレスに限りなく近いディフェンスが増えることになりそうです。

🏀🏀🏀 ボブキャッツスタイルへの影響

5日のU-15交流戦においても、スローイン直後のWチームを採用するチームがありました。シンプルなシステムですが、相手が準備不足なら効果は大きいです。

これに対応して今後はプレスダウンを整備する中で、自分たちのオフェンスの武器を磨いていきたいと私は考えています。

ディフェンス戦術に関しては、プレスダウンを準備済みの相手にも通用する、賢く意外性のあるトラップを志向したいです。


動画クリップはWチームによるトラップディフェンスの特集です。ファウルも発生していますが、それはこれから良くなっていく一方だと思いたい!

ドリブラーを後ろから追ってのWチーム、リング側から出迎えてのWチーム、Wチームのフェイク(ショー&リカバー)など、全員で連携して守る感じが好きです。

 動画へのリンク: https://www.instagram.com/p/Cpw62awvk2g/ 


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横浜ボブキャッツバスケットボールクラブ (通称ボブ)

☆2020年8月、コロナ禍の最中にメンバー6人で開校
☆2022年12月時点でメンバーは60人に急増&成長中!
☆選手ファーストで必ず上達しバスケの楽しさを満喫

- バスケ塾(スクール)に加えクラブチームを2023年4月に創設します
- 全国レベルのファンダメンタルズで育成と勝利を両立させます
- 攻撃的ディフェンスからの超速トランジションが特徴です

@bobcats_horino
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