第二回体験会レポート 1対1のリズムとディレクションの変化

7月30日に開催、コロナ対策&暑さ対策が必要です!

初級者・小学生対象で開催した二回目の体験会には、これまでの参加メンバーたちに加え、地域のミニバス選手たちが新たに参加してくれました。

これまでの体験会やクリニックの内容を復習しつつ、それに積み重ねる形で新しいスキルを導入していく。そうすることで、連続で参加してくれている選手たちも初めて経験する選手たちも、継続的なレッスンの恩恵を最大限に得られるように出来ると考えています。


内容的には、ここまで習ってきたツーステップやスキップによる横ズレに、シャドー(ドリブル中のショット・フェイク)やスピンを加えることで、1対1のムーブのための新たなリズムやディレクションの変化を楽しんでもらいました。

このようにスキルを系統立てて導入してみて気づくのは、プロの試合で注目されるような技であってもその構成要素はシンプルなファンダメンタル・スキルであり、プロは後者を超速でごく正確におこなっているのだということです。

その意味では、NBAやユーロリーグの動画でみるような凄技も完璧なファンダメンタルズに裏付けられていて、ジュニア選手たちでも今日からトライできるのだと思います。


毎回みんなが集中してレッスンを受けてくれるので、2時間でも相当の密度と強度でプレーすることになります。上手く休憩や息抜きになるメニューを交えて、負荷をコントロールしていく必要性を感じました。

今回は磯田コーチの発案で終盤にシューティングの時間を設けて、普段できないような「シュートを打ちたいだけ打てる環境」をつくってみました。ラストはフリースロー・ノックアウトで盛り上がって終了です。

シュート指導には私は非常に神経を使います。体格や関節の可動域・柔軟性やコーディネーションスキルの個人差がダイレクトに反映されるので、フォームは一人一人違って当たり前です。スクールであることを最大限に活用して、結果をもたらす指導を心がけて参ります。


無心に夢中でプレーしてくれる子供たちのおかげで、今回も「コーチたちが一番楽しそう」な時間を過ごさせていただきました。コロナ禍の懸念にかかわらず子供たちを送り出してくださった保護者の皆さんに感謝申し上げます。

以上