【原点回帰】 4月第1週・第2週のレッスンレポート +ボールの片手操作・ジョイント・ディフェンス

2021年4月1日〜2021年4月11日、レッスン#73〜#78

2020年度の集大成となった3月20日のイベント( https://bobcats-yokohama.com/blog/135046.html )を境に、それ以後のレッスンはスクールオープン当初のテーマに沿ったものに戻りました。


(1) 具体的には、ワンハンドショットとボールのワンハンド操作、ジョイント動作(ストップ・ピボット・ターン、もらい足・突き出し)とディフェンスの基本(クローズアウト、インライン、JTTB、バンプ)を復習しているところです。

更にこれらの応用編として、「ポストプレー=ワンハンドショット+ジョイント動作」と「ディフェンス付きのシェービング=ジョイント動作+ディフェンスの基本」の2つのメニューに時間を割いています。

ワンハンドショット、ワンハンド操作、ジョイントプレーは密接につながっており、シ・ド・パやボールキャッチ&ボール移動をすべてワンハンド特有のスキルでまとめ上げる必要があると考え、メニューを工夫しています。


(2) 一方、当初強調していたフェイスドライブ&ドリブルドライブ、コンタクト&フィニッシュに関しては、まだ試合で必要とされるに至っていないのか、余り身につかないままに推移してきました。

逆に言うと、今後は必要になる・新たな武器になる分野であるのは明らかなので、実戦的なメニューを再構築しているところです。ターンドリブルの紹介はその一つです(  https://bobcats-yokohama.com/blog/136284.html  )。

強い選手、強いチームを創るには、個の力の充実と1対1の打開力の強化が必須である( https://bobcats-yokohama.com/blog/89374.html )。この点ではブレることなくレッスンを構築していきます。


(3) 現時点での最重要なテーマは「練習したことを試合の中で使いこなす」ということです。スクリメージを通じて課題を見つけてはそれを解決する、というプロセスを繰り返しています。

その際には、ボディ&ボールハンドリングやドリブルワーク、ドライブ&パッシングと合わせ、リバウンド等からの速攻ないしエントリーなど、個人スキルのディテールを詰めながらチームスキルを取り出し練習しています。

初心者や初級者、新メンバーが増えていることで基礎帰り的なメニューも導入していますが、上級生も集中してスキルを磨き直しながらお手本となれるよう頑張ってくれています。


(4) ぐるっと回って当初のレッスンテーマに戻ったとはいえ、プレーの質は間違いなく高まっています。基本的に週3回ペースで体系化されたレッスンを実施してきたことに鑑みれば、当然なことではあります。

経験の浅い子や低学年の子が混じっても、イージーショットを決めきれない等のミスは当然生じますが、シュートに至る流れに目を向けると、全体的なゲームの質にこの8ヶ月間の成長をみることができます。

また、ハーフラインルールやエアボーンタイムを導入したことで、無目的な動きや目的にそぐわない動きがなくなりました。これは戦術のタスク化の第一歩であり、この先がとても楽しみです。

次回でちょうど80回目のレッスンとなります。広く深くスキルを積み上げてきたことで、今は新しいメニューを紹介しても即座に表現することができるようになりました。今後のレッスンレポートにもぜひご注目ください!


以上