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横浜ボブキャッツのU-15クラブチームがスタートします

来年4月のスタートに向け、第1回トライアウトを11月19日に実施

🏀横浜ボブキャッツU-15クラブチームが第1回トライアウトを11月19日に開催!

このホームページでは久々の投稿となりますが、実は今年からSNSでの情報発信がメインとなっています。最近はボブキャッツU-15クラブチームとトライアウトに関して、LINE公式グループへの登録を募集しながら、Instagram・Twitter・Facebookで告知してきました。

トライアウトにご関心おありの方は、以下のリンクから問い合わせ専用のLINE公式アカウントにご登録の上、ご参加を希望される旨をメッセージでお伝えください。詳細をご案内いたします。: https://lin.ee/3CHPibo → ともだち追加 →「詳細希望」等のメッセージだけでOKです!

また、Instagramホームの検索から@bobcats_horinoでプロフィールページに飛べますので、ぜひフォローして動画や写真とコメントを楽しんでいただければ幸いです。

🏀🏀さて、順番が逆になったかもですが、来年4月にスタートするU-15クラブチームにかける私たちの想いと活動予定についてお話しさせてください。

紙面の都合上、フルストーリー(?)はリンク先のレポート(FAQを含む全6ページのpdfファイル)をご覧いただければ幸いです。: https://bit.ly/3O6p4D6

2020年8月の開校以来、バスケスクールとしてのレッスンはU-12が260回、昨夏スタートのU-15も130回に達します。

指導ノウハウの蓄積に加え、コーチとして競技理解や競技観が大きく進化すると同時に、子供たち・保護者の皆さんとの関係性も強固になったと感じています。

一方、この2年間で競技環境は急速に変わっており、ブラック部活の問題や教員の負担軽減のための部活動削減などが取り沙汰されるようになりました。

私たちは自分たち(選手+保護者+指導者)のU-15クラブチームを創設することで、この大きな変化に対応していきたいと考えます。

🏀🏀🏀ボブキャッツU-15クラブチームは部活動に代わる存在として、中学生が学校外のチームでプレーする場となります。

今までのボブキャッツスクールは、既に地域のチームに所属する選手たちのためのバスケ塾ですが、クラブチームはそれ自体が一つのチームとして活動するわけです。

クラブチームと部活動・スクールとの違い、特に生活サイクルや指導内容に関しては上述のレポートに詳しくまとめてあります。(pdfへのリンク再掲: https://bit.ly/3O6p4D6 )

活動パターンとしては、下校後に学習と夕食を済ませてからレッスンに参加し、早寝早起きからの朝練ならぬ朝勉というサイクルを確立したいですね!強豪チームに入るために越境を考える前に、通学時間、勉強への影響、人間関係の難しさなどを思い起こしてください。


レッスンに関しては、高校以降に必要となるスキルや戦術から逆算して、中学時代にマスターすべきものを3年間の綿密なカリキュラムのもとで身につけていきます。ボブキャッツのプレースタイルについて、HPから抜粋しておきます。:https://bit.ly/3AfK1FQ

私は「速く・正確で・賢いバスケットボール」だけを追求してきました。ボールへの執着と最後の1mm・0.1秒まで諦めないマインドセットからスタートして、スキルのディテールを整えてミスを無くしつつ決定力を高め、スペースの奪い合いというバスケの本質とルールを含む競技性の理解に裏付けられたバスケIQで勝負する。

ドリブルプッシュとパッシングを使い分けての超速トランジション、フィギュアエイトをベースにしたポジションレスの波状攻撃、強力な協力による「させない」ディフェンス...  全てのプレーを支える自立・自律した個性。語り始めると止まらないのでこの辺にしておきます!?

🏀🏀🏀🏀第1回トライアウト(≒入会テスト)を11月19日(土)に実施いたします。

入会テストと銘打っていますが、身長や競技力はもちろんチェックしながらも、参加態度や取り組み姿勢 (常に開いた耳、コートでの表現力)、何よりも初めて出会った仲間達と楽しくプレーできること(笑顔を武器に勝利を追求)を重視します。

以下のリンクから問い合わせ専用LINEグループにご登録の上、ご参加を希望される旨をメッセージでお伝えください。詳細をご案内いたします。:https://lin.ee/3CHPibo → ともだち追加 →「詳細希望」のメッセージだけでOKです!

定員は設けませんが、練習効率や試合でのプレータイムを考慮すれば自ずから適正人数は決まってきます。20〜30名の参加でも待ち時間を最小限にするノウハウもありますが、少人数レッスンも逆に燃えちゃうのがボブキャッツコーチ陣だったりもしますが!?

P.S.  今回のトライアウト開催に際し、昨年のものですが、個人スキル&個人戦術のTwitterアドバイスをまとめたハンドブック(pdfファイルで全42ページ)をプレゼントします!今も進化中ですが、内容の多くはまだまだ有効だと信じます。

上述のトライアウト/体験レッスン等の問い合わせ専用LINEグループにご登録いただくと( https://lin.ee/3CHPibo →ともだち追加)、挨拶メッセージが表示されます。その文中にハンドブックへのリンクを貼っておきます。

以上

2022/11/15

初めてのバスケを楽しいものに

初心者・初級者・低学年生のためのコーチング

久しぶりの更新となります。とはいえボブキャッツの活動が停滞していたわけではなく、逆に大きな進展があった5ヵ月でした。

2020年8月の開校からあっという間に2年近くが経ちました、スクールレッスンは累計300回近くに達し、最初は6名だったメンバーも直近では小・中学生それぞれ20人余りに増えました。

バスケスクールやクラブチームの増加が追い風になりましたが、ビジネスマインドをもって運営してきたことも活動の安定と子供達や親御さんの安心につながっていればいいなと思っています。



さて、メンバーがどんどん増える中で最も気を使うのは、初心者・初級者・低学年生のレッスンと経験者・高学年生/中学生・上級者のレッスンの構成やバランスです。

今回のレポートでは前者について詳しく語ってみました。元原稿はInstagramのショート動画で、リンクは https://www.instagram.com/reel/Cd1xraQD2dU/ です。

他にもたくさん動画やレポートを掲載していますので、ぜひご覧ください。以下は、動画の説明文のコピーです。読みやすい方でどうぞ!


☆言葉よりも... (ある日のキッズレッスンから)☆

説明してもできない⇨強制する・怒鳴りつける・叩く⇨諦める・無視する。こんな無能力&暴力的な指導者は今時いないと信じたいです。

とはいえ、特に低学年の子たちは口で言っても分からない時がままあります。高学年や中学生でも初心者の場合は同じです。

そういう時ってコーチや保護者はどうすべきなのでしょう?


低学年生・初心者・初級者へのコーチングの基本は次の3つです。:
 ①動きを真似してもらう
 ②直接動かしてあげる
 ③その日に完成を目指さない


①学ぶの語源は「真似ぶ」だそうです。この場合、お手本となるコーチの動きが限りなく正しいものである必要があります。

また、小さい子はコーチの鏡像を真似る点は要注意です。例えば、コーチが右手を動かせば、対面する子供は左手を動かしがちです。コーチと子供が同じ方向を向いて動くのがベストでしょう。


②手・足の左右の別を正しく理解して表現するのが苦手な子は、特にジュニア期には少なくないです。また、始めたばかりの頃は利き手・利き足が支配的なので、尚更そうなります。

この場合、動かすべき手・足に触れて「こっちを前に出して」などと伝えたり、直接手でつかんで操作します。強い力で動かそうとせず、スキンシップに近い位の力加減にしたいです。

女子の場合は身体に触れないのが原則で、極力①のように真似してもらいます。接触が必要な場合は最小限にしつつ、私は「ごめんね、ちょっとつかむね」などと断ってから指示します。


③上手くいかない、ミスしてばかり、ボールが届かないなど、子供の心が折れそうになった時こそコーチの出番です。挑戦すること自体を褒め、安心してミスできる雰囲気を作りたいです。

基本的に絶対比較・自分比較で成長を褒めます。コーチは常に、子供の成長を見つけて明らかにし、努力とその成果を認め、有能感と自己肯定感を養うのが第一の仕事です。

ただし、試合の勝敗は相対比較・他人比較で決まるもの。それに直面した時に何を伝えるか?コーチの指導哲学や競技観、子供達や競技や指導への愛情、多くのことが問われる時になるでしょう。


今回の動画は、2人の新1年生によるスキップドリブル。投げつける速いボールスピードで、かつ強いドリブルを身につけるための効果的なドリルです。

直前と逆の手でおこなう場面で、つい利き手である左手を使い続けてしまったケース。私の言葉は耳に入っていても、動きをイメージできなかったようです。

私は「さっきと反対、こっち側の手だよ」と伝えつつ、上の②の原理でその子の右肩に触れたわけです。すぐに気づいて正しい動きができたので、③の原理に基づいてすかさず褒めました。

体育館の他のエリア、自分たちで練習を創る上級生、待ち時間にシューティングする他のキッズたち、コートを分かつ跳び箱と保護マットなどにも、大切な意味があることも記しておきます。

以上

最後の1ミリまで、最後の0.1秒まで

しつこい、しぶとい、あきらめが悪いは誉め言葉!

バスケは試合終了時に1点でも多く得点していたチームが勝つ。とてもシンプルな競技性を有しています。

だからこそ、強いチームは貪欲に得点を狙うこと、徹底して失点を減らすことに全力を尽くすわけです。

勝利の鍵になる貪欲さや徹底、具体的にはどんなプレーを指すのでしょうか?イージーショットを落とさないとか、最後まで走り切るとか、ボールを積極的に奪いに行くとか?

私は「しつこくてあきらめが悪いプレー」というイメージを持っています。

それを標語にしたのが「最後の1ミリまで、最後の0.1秒まで」。オフェンスでもディフェンスでも、コーチングの際に私はよく使います。

紙芝居形式にまとめたInstagram投稿へのリンクです: https://bit.ly/3qwHYsL